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2024.12.03
オンラインセミナーについて 「メディカルフィットネス」の第一人者であり、当メディア「メディカルフィットネスナビ(メディナビ)」の運営会社である株…
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福島県いわき市県にあるメディカルフィットネス リバースは、「Wellness station(健康ステーション)」をコンセプトの一つに掲げて、ときわ会グループ協力のもと2016年にオープンしたメディカルフィットネス施設です。お客様に合わせたきめ細やかなサービスで会員数を伸ばし、2020年現在で3店舗を運営しています。 順調な経営の秘訣は?メディカルフィットネス施設ならではの運営メリットは?同施設のゼネラルマネージャー・四家卓也氏が、メディカルフィットネス事業のポイントを連載でご紹介します。
Contents
理学療法士、ゴルフフィットネストレーナー、メディカルフィットネストレーナー。
株式会社シグマ執行役員、Medical fitness Re-Birth ゼネラルマネージャーとして、Sports & Medical fitness Re-Birth、Spa & Medical fitness Re-Birth、ConditioningSpace Re-Birthを経営。
ときわ会グループリハビリテーション部門相談役、一般社団法人日本スポーツ外傷・障害予防協会理事、日本メディカルフィットネス研究会理事、福島県理学療法士会いわき支部副支部長、福島県理学療法士会メディカルサポート部いわき統括。
はじめまして、今回よりメディカルフィットネスについてコラムを担当させていただきます、四家卓也(しけ・たくや)です。このコラムでは、私が運営しているMedical fitness Re-Birthの取り組みを中心に、経営と現場の両面から、皆様にとって有意義な情報を発信していきたいと思います。
まず初めに、自己紹介をさせていただきます。私は理学療法士として十数年、リハビリテーションセンターや総合病院に勤務し、整形外科疾患、脳血管疾患はもちろんのこと、がんのリハビリテーションにも力を入れてきました。その後、フリーでさまざまな整形外科クリニックやスポーツチームのトレーナーを経験し、2016年に福島県いわき市でときわ会グループの協力のもとMedical fitness Re-Birthを立ち上げました。
メディカルフィットネスの立ち上げを考えたきっかけは、病院勤務のときの経験です。病院でわれわれ理学療法士が対応する患者様は、ケガをした方や病気になった方ですが、そのケガや病気は予防できたものも多いのが実情です。患者様の中には「もっとはやく気づいて運動や食事を気にかけていれば…」と、後悔をしている方も少なくありません。
患者様の多くは、ケガや病気になって初めて病院を受診し、そこで専門家に出会い、相談してアドバイスを受けるというのが現状です。しかしケガや病気の予防という点では、それでは遅いのです。
私が考えるメディカルフィットネスは、地域の皆様にとって医療や運動の専門家の存在がもっと身近で、病気を発症する前、ケガをする前に、健康について専門家に「相談」、「学び」、「体験」できる環境です。これは、Re-Birthが掲げるコンセプトの一つ「Wellness station(健康ステーション)」となります。
Medical fitness Re-Birthは、福島県いわき市にて2016年に本店をオープンしてから、2年ごとに新店舗をオープンさせ、2020年12月現在、3店舗を運営しています。それぞれコンセプトは同じですが、エリアや顧客のニーズに合わせて多角的に店舗展開、運営をしています。
【Medical fitness Re-Birth】
・Sports & Medical fitness Re-Birth パーソナルトレーニングを主体とした中規模施設
・Spa & wellness fitness Re-Birth スパリゾートハワイアンズ内に併設した大規模施設
・Conditioning space Re-Birth より個別性に特化したプライベートジム
Medical fitness Re-Birthの強みは下図の6点です。
この中でも特徴的なのが、1番目の「医療系・スポーツ系専門スタッフが在籍」で、コンセプトの一つ「Wellness station(健康ステーション)」の実現に欠かせません。Re-Birthのスタッフは理学療法士、柔道整復師、アスレティックトレーナー、管理栄養士といった多職種が在籍、協働しています。お客様の健康に対するニーズはさまざまであるが故、それに細やかに対応できる体制を整える必要性があります。その一つが、多職種スタッフの在籍ということです。
Re-Birthは、6歳~80歳代の方まで幅広い年齢の方にご利用いただいています。さらに、疾患を抱える患者様や、退院した後に通院しながら運動する必要がある方、肥満のお子様、スポーツ障害予防やスポーツ復帰を目指す方など、健康管理が必要な方から予防が目的の方まで、あらゆる層がRe-Birthのご利用対象者となっています。これらも、メディカルフィットネスとして医療連携を図り、専門職が在籍しているからこそ対応が可能であり、他施設との差別化が図れていると考えます。
この幅広い顧客層の対応に欠かせないのが、Re-Birthのサービスの中心となっている「パーソナルトレーニング」です。運動が苦手な方、運動する必要があるのにどうしても始められない方などに、運動する場を設けてセルフトレーニングを指導しても、長続きしないのが実情です。そこでRe-Birthでは、そのようなお客様にも運動の継続とセルフマネジメントができるようになっていただくため、パーソナルトレーニングを通して、お客様の健康マネジメントからサポートしています。
これらに加え、IOTを活用して運動プログラムの管理を行うなど、お客様自身がセルフマネジメントを続けられる仕組みを作り、無理なく運動の継続・健康への意識付けができるように取り組んでいます。
これらのようにMedical fitness Re-Birthでは、運動する場の提供を目的とするのではなく、お客様自身で健康をセルフマネジメントできるようにすることを目標としています。
一方で、お客様がセルフマネジメントできるようになると、そこで満足して退会を希望されるリスクが高くなることも考えらます。しかしRe-Birthでは、セルフマネジメントできている方もご自身のペースで会員継続できるよう、さまざまな会員区分をご用意するなど、退会リスクを減らす取り組みも行っています。
今回は、私がMedical fitness Re-Birthを立ち上げた思いやRe-Birthのコンセプトなどをご紹介いたしました。次回以降、Medical fitness Re-Birthにおける、地域のWellness stationとしての取り組みやプロモーションなどについてもご紹介していきます。
どうぞよろしくお願いします。
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