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2024.10.09
今、注目を集める「メディカルフィットネス」 「メディカルフィットネス」の第一人者であり、当メディア「メディカルフィットネスナビ(メディナビ)」の…
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当メディア「メディカルフィットネスナビ」を運営する株式会社ドリームゲートは、メディカルフィットネス施設の開業支援や改善コンサルティング事業をおこなっています。本記事では、ドリームゲートで西日本エリアマネージャーを務める佐藤康介氏から、業務内容やメディカルフィットネスの今後についてなどのお話を伺いました。
Contents
私は、ドリームゲートの西日本エリアマネージャーとして、メディカルフィットネスの立ち上げや運営についてクライアント様をサポートしています。
地域の方々の健康のために、また他のフィットネスジムなどとの差別化も考え、メディカルフィットネスの開業を検討される方は多くいらっしゃいます。しかし、たとえばドクターの方々は診療でお忙しくメディカルフィットネス開業準備まで手が回らない方がほとんどです。また、厚生労働大臣認定『健康増進施設』・厚生労働省指定『指定運動療法施設』などの認定制度はその複雑さから、そもそも理解するところからハードルがあります。
また、一般的には、医療機関は広告宣伝のノウハウがなくメディカルフィットネス施設の立ち上げ時に広告宣伝など集客面で苦戦されることが多いようです。せっかく良い施設を作ったのに思うように人が集まらない施設は、非常にもったいないと感じます。ドリームゲートでは、集客のコツから、マシン・サービス・運営・人材募集にいたるまで、メディカルフィットネスの立ち上げに関わるほとんどの領域をカバーしているのが強みだと思います。
私も、薬局経営やパーソナルトレーナーとしての経験をもとに、多角的にクライアント様をサポートさせていただいています。
業種やお問い合わせ内容はさまざまですが、医療法人やクリニックを経営するドクターから、お問い合わせをよくいただきます。
ドクターのほとんどが、運動の必要性を強く感じておられます。
しかし、医療とフィットネスの間に壁を感じている方も多く、理想的な連携ができているとは言いがたい状況です。メディカルフィットネス施設を開業する場合、従来の保険診療とは全く異なる新規事業となります。待ちの経営から、攻めの経営が求められるため、運営に苦戦している施設があるのもわかります。
お問い合わせのあったドクターには、やるべきことをしっかりやれば、黒字化は十分見込めることをお伝えしています。また、既に開業されている施設の黒字化のためのご相談も多く、最近は改善コンサルティングの依頼も増えてきました。
運営母体である医療法人や診療所の収益増が見込めます。
日本の医療費は年々増加しており、今後、国による医療制度の大幅な見直しもありえます。また、診療報酬の減算リスクは常にあり、医療機関は今後の経営の見通しが立ちにくい状況です。だからこそ、継続して利用していただけるメディカルフィットネス施設を持つことは、医療外収入を見込めるため、経営面でもリスク分散になるはずです。
また、そもそもメディカルフィットネス施設は、地域の方々の健康拠点として貢献する社会的意義も大きく、通っていただく方々は医療機関の患者さんにもなりうるため、抱え込みの意味合いもあると言えます。
フィットネス業界は飽和状態により価格競争に陥っています。日本のフィットネス参加率は約3.5%(※1)と低く、少数のお客様を取り合っている現状です。そのため他店舗との差別化のために、すでにあるフィットネスクラブをメディカルフィットネスに変えたいと考える方が多くおられます。
また、メディカルフィットネス施設は、健康増進施設・指定運動療法施設などの制度を利用した運営がおすすめです。メディカルフィットネスへの業態変更は簡単ではなく、ただ認定を取得すればよいという事ではありません。またスタッフはこれまでやってきたことと異なる仕事が増える場合が多く、大変だと感じる方がほとんどです。是非、我々のような専門の人間を入れて進められることをおすすめしたいです。
※1 FitnessBusiness『日・米・英の民間フィットネスクラブ市場規模データ(2016年〜2021年)』より
どちらもメディカルフィットネス施設を運営するうえで非常に重要な認定・指定制度です。
認定・指定基準に沿って内部環境や人材などを整えることで、より良い運営ができると思います。他施設との違いをアピールしやすくなることも、メリットのひとつです。
また、認定・指定を取得する場合、健康運動指導士の配置が必須です。有資格者を採用する、または採用した人材に資格を取ってもらうことが考えられますが、採用はタイミングも重要なため、必要な時に必要な人材が採用できるとは限りません。人材の問題はどこも苦労されていますが、コンサルティングで関わったところでは何とか解決できるよう努めています。
メディカルフィットネス施設はさまざまな方が利用される、サービス業の極みのひとつだと思います。だからこそ、常に課題意識と向上心を持って学び続ける姿勢を持っている方を採用することが重要だと思います。
健康増進施設・指定運動療法施設の認定制度を利用する場合は、採用計画も含めて事前に入念な準備が必要です。
詳しくはこちらもご覧ください
メディカルフィットネス開業前に知っておきたい健康増進施設の認定制度|メディカルフィットネスナビ
開業前の場合は、施設の建築設計に注意が必要です。
メディカルフィットネス施設の建築設計をしたことがない建築会社さんは多くおられます。なんとなくのイメージで図面やデザインを起こすと、使いにくい動線になってしまうことがあります。建築後に直すには時間もお金もかかるうえ、当初のイメージとは違う施設になってしまうこともあります。
さらに、医療法42条施設やクリニックを併設する場合は、法令に基づき自治体への相談や調整が必要になる場合が多いです。設計士さんが詳しくご存知ないこともありえるため、専門家のチェックを入れることをおすすめしたいです。先に設計や施工が進んでしまって、後から問題が発覚した場合には、時間もコストも無駄にかかってしまいます。このケースは意外と多いんです。
すでにメディカルフィットネス施設を運営されている方は、集客や人材の採用育成のお悩みをお持ちのことが多いです。広告や人材まわりはさまざまな営業があり、ついお金をかければ解決できるように考えがちです。しかしそのサービスがどのようなものなのかをまずは理解して依頼していただきたいです。ドリームゲートは実際にメディカルフィットネス施設の運営をおこなっていますので、現状の課題に対して何らかの解決策や方向性はお伝えできますし、私をはじめコンサルタントは皆クライアント様側の立場に立って一緒に具体策を探っていきます。
メディカルフィットネス事業に取り組んでいる、または今から取り組もうとされている方々を本当に尊敬しています。非常に素晴らしいことだからこそ、失敗せず、安定した施設運営をしていただきたいです。
社会情勢や医療制度、その他外的要因もあるので失敗を100%回避することは難しくても、人材育成や施設設計といった内的要因による失敗は極力減らすべきです。
ドリームゲートでは、メディカルフィットネスの立ち上げを検討されている段階から関わることも可能です。想いや志をお持ちの方は、私たちがサポートしますので、ぜひ半歩でも踏み出していただきたいです。
どんなことでも、まずは一度ご連絡ください!
メディカルフィットネスは、施設の開業・運営にいたる想いを言語化し、スタッフ・お客様に良さが伝わる施設づくりの一助となるよう、佐藤氏をはじめとしたドリームゲートのスタッフは努めています。
メディカルフィットネスナビでは、メディカルフィットネス施設の開業・運営に関するアドバイスをおこなっています。
メディカルフィットネスの立ち上げをご検討されている、またはメディカルフィットネスを運営していてお悩みがある方は、ぜひお問い合わせください。
ドリームゲートのメディカルフィットネスコンサルティングについては下記をご参照ください。
メディカルフィットネス施設の開業・運営を徹底サポート
メディカルフィットネスナビでは、
施設立ち上げからブランディングや集客、運営に至るまでさまざまなサポートを行っています。
無料相談からアドバイス可能!お気軽にお申込みください。
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